理学療法 運動療法まとめ

胸郭出口症候群のリハビリに悩んでいませんか?

胸郭出口症候群のリハビリで悩んでいませんか?

胸郭出口症候群の原因、評価、リハビリについてまとめていきます。 

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胸郭出口症候群とは

胸郭出口症候群(thoracic outlet syndrome;TOS)の症状は、腕神経叢および鎖骨下動静脈に圧迫や牽引ストレスが加わり出現する。

胸郭出口症候群の代表的な症状としては、肩こり、頚部痛、後頭部痛、上肢のしびれ、脱力感、めまいや自律神経症状があげられる。

 

胸郭出口症候群の分類

 胸郭出口症候群は血管原性と神経原性に分類される。さらに神経原性は腕神経叢牽引型と腕神経叢圧迫型に分類される。血管原性、腕神経叢圧迫型に関しては保存療法の効果が乏しいと言われています。一方腕神経叢牽引型は保存療法が有効と言われています。腕神経叢牽引型はやせ型、なで型、頭部前方偏位の女性に多くみられます。腕神経叢圧迫型は筋肉質で怒肩の男性に多いと言われています。

 

 

胸郭出口症候群の整形外科的検査

Morley test

方法:斜角筋三角部を母指で圧迫、左右の変化を比較

テスト陽性:圧痛+、放散痛+

狭窄部位:斜角筋症候群

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Wright test

方法:肩外転外旋位で橈骨動脈の拍動を触知

テスト陽性:拍動に変化

狭窄部位:過外転症候群(小胸筋症候群)

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Adson test

方法:橈骨動脈を触知し、呼吸を止めたまま頚椎を伸展・患側へ回旋

テスト陽性:拍動に変化+

狭窄部位:斜角筋症候群、頚肋症候群

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Eden test

方法:肩伸展位で上肢を下方へ牽引し、橈骨動脈を触知

テスト陽性:拍動に変化+

狭窄部位:肋鎖症候群

 

Roos test

方法:肩外転・肘屈曲位で3分間、手指の屈伸を繰り返す

テスト陽性:上肢のしびれ・痛み+、3分間継続出来ない

狭窄部位:肋鎖症候群

 

Halstead test

方法:上肢を体側に下げた肢位で橈骨動脈を触知したまま頸を反対側へ回旋・軽度伸展

テスト陽性:拍動に変化+

狭窄部位:斜角筋症候群

 

胸郭出口症候群のリハビリ

胸郭出口症候群牽引型の肩甲骨は、外転・下方回旋位であることが多く、胸鎖関節・肩鎖関節の拘縮改善や、腱板や僧帽筋中部・下部の機能改善をすることで腕神経叢の過緊張を緩和することが重要である。

 ❶小胸筋のリリース(ストレッチ)

❷肩甲挙筋のリリース(ストレッチ)

僧帽筋中部・下部の促通

selfbox.jp

 

まとめ

今日は胸郭出口症候群のリハビリについてまとめました。

読んで頂きありがとうございました。少しでも参考になると嬉しいです。